【フィギュア】シングル経験者が語るペア競技の難しさ「変なプライドが邪魔する」
スロージャンプには3種類!
ペア競技の魅力の一つといえば、スロージャンプだろう。
ここでも中野さんは、
「スロージャンプ一つとっても、こんなにもやり方が違うんだと多いました。ループをやった時に、回らせるためなのか、回転する前に腰をギュンってひねる人がいて、『え、こんなにひねるの?』って思ったことがあります。こういう一つのわずかな違いでも、人によってこんな違うんだと思いましたね」
と、シングルとの違いで苦労したと明かした。
一方、高橋さんは、そのスロージャンプの「種類」について、このように解説している。
「最近はハイブリットになってきていますが、スロージャンプも種類があって。これまでは中国式、北米式、ロシア式(ヨーロッパは含まない)がありました。中国式は、離したものを引いてとばしていく。北米式はどちらかというと、女の子のジャンプをアシストしてあげる。ロシア式は、それこそひねってタケコプターみたいに男の子が回してあげるっていう風に分かれています。個人的には中国式が安定もするしやりやすい。今でいうと木原龍一選手と三浦璃来選手は中国×北米式みたいな感じで、引くっていう少し乱暴な感じだけれども、最後はアシストしてあげるってやり方だから、すごく綺麗な弧線を描いて、降りた後の印象がいいんですよね」
初回から息の合ったトークで話が弾んだ2人。動画内では、来年1月に出演するミュージカルに向け、高橋さんが現在取り組んでいるという歌声も披露されている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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