ドジャースの「2025年ローテーション」を改めて検証してみた 今季も求められるのは“固定”よりも”柔軟性”か

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スネル、山本、グラスノーが軸になるのは間違いない(C)Getty Images

 ドジャースは今季も、先発ローテ―ションの柔軟性が求められる。3月18日から始まる東京開催の開幕シリーズで、カブスとの開幕戦に先発するのは2年目の山本由伸。順調にいけば、第2戦には佐々木朗希のメジャーデビューが期待されている。約1週間後、本拠地ロサンゼルスでの開幕は右腕タイラー・グラスノーと、サイ・ヤング賞2度の左腕ブレイク・スネルが登板するとみられる。

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 現状で、5人目以降の先発候補に挙がるのが右肘のトミー・ジョン手術から復帰を目指すトニー・ゴンソリンとダスティン・メイだが、故障明けの両右腕がどれだけ計算できるかは不透明だ。1年目に11勝を挙げたボビー・ミラーは、2年目の昨季は不振にあえぎ、今季は出直しとなる。

 メジャー各球団との争奪戦の末に獲得し、1年目から期待される佐々木にしても、生活リズムなど環境が激変する中で、シーズン162試合をフル稼働させれば、故障のリスクが高まってもおかしくない。登板間隔や蓄積疲労をマネジメントしながら先発ローテーションに“組み込んでいく”ことが、予想される。

 安定して先発ローテーションを回りながら、勝ち星を計算できる投手は現状で山本、グラスノー、スネルの3本柱。一方で、グラスノーは昨季、メジャー9年目で自己最多の投球回134イニングをマークしたが、8月中旬頃から右肘を故障し、シーズン終了となった。ポストシーズンでは登板できず、シーズン終盤まで投げ続ける耐久性にやや不安がある。スネルは18年と23年にともに180イニング以上を投げ、両シーズンでサイ・ヤング賞を獲得したが、昨年は故障がちで104イニングにとどまった。連覇を目指すドジャースにおいて、ポストシーズンを見据えながらいかにシーズンを乗り切るかが、今季の投手陣の課題でもある。

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