「1、2、5、6、9、0」中日の背番号1桁台が激変!その意図は?
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中日は12月1日、9選手の背番号変更と新人10選手の背番号を発表。3年目の石川昂弥外野手の背番号が「2」から「25」に変更されることになった。5月に走塁中に左膝前十字靱帯を痛め、再建手術を受けて戦列を離脱したものの、将来を期待されている。わずか3年で1桁から2桁の数字に前向きにシフトするのは珍しいケースだ。
新たな背番号となる「25」は近年では長距離砲がつけることが多い。大リーグでは本塁打王4度のマーク・マグワイア(カージナルスなど)が背負い、日本でもDeNA時代の筒香嘉智、巨人の岡本和真らの名が挙がる。
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「中日には和製大砲がいない。石川昂弥には長打を打てる選手になってもらいたいという球団からの期待の表れではないか」と球団関係者は指摘する。中日の背番号史においては激変のオフを迎えた。「9」をつけた福留孝介が現役を引退し、「6」の平田良介が戦力外通告を受けて退団することに。そのほか「1」の京田陽太がDeNAに、「5」の阿部寿樹が楽天にそれぞれトレードされた。この日の発表では「0」をつけていた高松渡が「51」となり、1桁台では6つの数字が改変となる。
新人では2人が1桁台の背番号を手にした。ドラフト2位の村松開人内野手(明大)が「5」、同6位の田中幹也内野手が「2」となり、現時点で空き番状態は「0」「1」「6」「9」。背番号が変わらなかったのは「3」の高橋周平、「4」の鵜飼航丞、「7」の根尾昂、「8」の大島洋平と4人だ。