【中日】交流戦を三大ニュースで振り返る 苦しい期間でも見えた「光明」とは?
■投打のMVPは髙橋宏斗とカリステ
苦しい交流戦期間中、チームを引っ張ったのは誰だったか。筆者は投の髙橋宏斗、打のオルランド・カリステをチーム内MVPに挙げたい。
髙橋宏は火曜ローテで3試合に投げて2勝、防御率0.47をマーク。5月28日の西武との開幕戦では今井達也に投げ勝ち、6月11日の日本ハム戦ではエスコンでの初戦を見事な好投で飾った。
カリステは後半3カードでの活躍が目立ち、9試合で5度のマルチ安打。主に1番打者として打線を引っ張り、守っては一塁や左翼だけでなく来日初の中堅での出場も複数回記録。持ち前のポリバレント性を遺憾無く発揮した。
2人に共通して見られたのは、パ・リーグの猛者たちに負けない力強さと攻める気持ち。それをグラウンドで披露できれば良い結果に繋がると分かったのは「光明」ではないか。6月21日のレギュラーシーズン再開に向け、ドラゴンズナインには今一度力強さと攻める気持ちを忘れずに試合へ臨んでもらいたい。
[文:尾張はじめ]
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