みどころは根尾だけではない 今季の中日で楽しみな〝秘密兵器〟〝中日の大谷〟とは
また根尾のアピールでさらにし烈になった先発投手争いにも、秘密兵器ともいわれる存在がささやかれている。今季プロ6年目を迎える梅津晃大だ。
18年のドラフト2位、2022年3月に右ひじのトミー・ジョン手術を受け、懸命にリハビリを重ねた。その間トレーニングもしっかり取り組んだことで体まわりも大きくなり、その姿は、ドジャース、大谷翔平を彷彿させるという声までファンの間からは飛んでいる。
2023シーズンは8月31日のヤクルト戦で817日ぶりとなる1軍マウンドに上がると、9月25日の阪神戦では8回1失点と好投。3試合に登板し、1勝1敗、防御率0・95。本格復帰となる今季のパフォーマンスに期待が高まっている。中日には珍しいパワーピッチャーとあって、登板間隔をあける必要は出てきそうだが、先発ローテーションの一角を担えれば大きな武器ともなりそうだ。
3年連続の最下位は何としても避けたいところ。立浪和義監督がいかにチームを動かしていくか、開幕までの道すじも注目となる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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