知ってるようで知らない「ポリフェノール」って?効果や食べ物を解説
代表的なポリフェノールと食べ物
代表的なポリフェノールの種類と主な機能、豊富な食べ物を紹介します。
アントシアニン
アントシアニンは、青、紫、赤の色素成分で、抗酸化作用に優れた成分です。ブルーベリーやラズベリーなどのベリー類、ぶどう、赤ワイン、りんご、なすなどに含まれています。
イソフラボン
イソフラボンは、主に大豆に含まれるポリフェノールです。イソフラボンは大豆をはじめ、豆腐、納豆、きなこ、豆乳などに含まれています。
イソフラボンは体内で女性ホルモンに似た働きをすることから、骨粗鬆症の予防や更年期症状の改善など、女性の健康を支えるのではないかとして注目されています。
カテキン
カテキンは緑茶や紅茶の渋味成分です。カテキンは抗酸化作用のほかにも、抗菌作用や体脂肪を減らす作用が期待できるとされています。
カカオポリフェノール
カカオポリフェノールは、名前の通りカカオに含まれるポリフェノールです。カカオが原料となる、チョコレートやココアに含まれています。
カカオポリフェノールは血圧を下げるとして、機能性表示食品の関与成分となっています。
クロロゲン酸
クロロゲン酸は、主にコーヒーに含まれているポリフェノールです。クロロゲン酸は、がんの予防や体脂肪の減少などが期待されています。
ポリフェノールをとり入れるポイント
ポリフェノールは水溶性のため、毎日こまめに摂るようにするとよいでしょう。
また、水に流れ出やすい性質があるため、切った野菜や果物を長時間水にさらすと、ポリフェノールが減ってしまう恐れがあります。野菜や果物は切る前に洗うようにしたり、水にさらす際はサッと行ったりするようにしましょう。
ポリフェノールは健康づくりや美容に積極的に摂りたい成分であるといえます。ただし、カラダによいからといって、ひとつの食べ物に偏りすぎるのはNG。さまざまな食べ物をまんべんなくとり、バランスのよい食事を心がけましょう。
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[文:あすけん 管理栄養士 公開日:2024年11月14日]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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