「F1対フォーミュラE」の覇権争いが勃発!「フォーミュラE」が世界選手権としての開催が決定
「F1対フォーミュラE」の覇権争い
新たにフォーミュラEに参戦したメルセデス。2台が並走中(ダイムラー提供)
初開催は2014年。年をまたいだシリーズで2014―15年シーズン(シーズン1)と表現される。近年の大きな特長は世界中の自動車メーカーがワークスチームを結成して参戦している点だ。11月に開催された新シーズンの2019―20年シーズン(シーズン6)には日産、アウディ、ジャガー、BMW、マヒンドラなどのほか新たにメルセデス、ポルシェが参入した。
一方のF1もガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが義務付けられているが、設計が複雑で多額の開発費が必要のため新規参入するメーカーが出てこないのが実情。製造者部門で6連覇を果たしたメルセデスも米国の名門チーム、ペンスキーにチームを身売りするうわさまで上がった。
F1ジャーナリストのルイス・バスコンセロス氏は「F1のステータスが揺るぐことはない」と豪語するが、「F1対フォーミュラE」の覇権争いは激化の一途をたどりそうだ。
[文・写真/東京中日スポーツ・鶴田真也]
トーチュウF1エクスプレス(http://f1express.cnc.ne.jp/)
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