「少し落ち着かせたほうがいい」ワースト7連敗 苦戦続く日本ハムに球界OBから指摘された「浮上ポイント」
ここまでキャリアハイの15本塁打をマークしている万波(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
日本ハムは7月13日の楽天戦(エスコンフィールド)に2-3と敗れ、今季ワーストとなる7連敗、6戦連続の1点差敗戦で借金は12まで膨らんだ。
先発は左腕、加藤貴之。毎回安打を許しながら7回を投げて10安打2失点と試合を作るも、打線があと一歩のところでつながらなかった。
【動画】9回無死一、二塁の好機に一走の五十幡が楽天の好守備もあり、二塁タッチアウトとなった場面
この日は3番に入ったアリエル・マルティネスが10号を含む、3安打猛打賞と気を吐くも、再三の好機を生かし切れなかった。初回以降、度重なり得点圏に走者を進めながら後続が凡退、あと一本が遠かった。
終盤には痛いミスも響いた。1点を追う9回裏の場面。無死一、二塁と好機を作り、清宮幸太郎が放った右翼への飛球は大きな放物線を描きフェンス手前まで飛んだが、右飛に。二塁走者の代走・江越大賀が三塁へタッチアップすると同時に一塁走者の五十幡も二塁へスタートを切った。
しかし中継プレーで好返球され、五十幡はまさかの二塁憤死。俊足の五十幡だけに先の塁へ進める判断をしたのかもしれないが、状況を見れば、絶対セーフにならなければいけない場面での走塁ミスとあって、反撃ムードを摘むボーンヘッドとなった。
最後は二死三塁から、この日は2番に入った万波中正が空振り三振に倒れ、ゲームセット。好機を作りながら、もったいないゲーム運びも響いた。
また最近は善戦を続けていたチームに試練の7連敗、球界内からも様々な考察の声が出ている。