「しっかり話し合ったほうがいい」新庄ハムの新たな火種「抑え問題」が注目を集める「理由」
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V奪回を目標に掲げる日本ハムで「抑え問題」が注目を集めている。
事の発端は、昨季は守護神が固定できなかったチームでシーズン終盤に新庄監督肝入りで、伊藤大海投手(25)に「守護神テスト」を敢行したことにあった。今や侍ジャパンのメンバー入りを果たした伊藤はプロ2年目も10勝をマークするなど先発として安定した力を発揮する一方で、パワーピッチャーとして守護神向きとも見られている。
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しかしオフに入ってから伊藤は先発志願を首脳陣に猛アピール。今後の成り行きに注目が集まっている。
この日本ハムの抑え問題に関しては球界OBの間からも様々な意見が出ている。日本ハムOBの岩本勉氏は昨年12月22日のフジテレビONEで放送された「プロ野球ニュース2022 年末大反省会SP」の中で日本ハムの抑え問題について言及。
「本人は先発を志願している」とした上で「でも、現状で『抑えを誰に任せますか?』と聞かれると伊藤しかいない」と話す場面もあった。先発としても十分活躍できるとした上で「今現在で(チーム内で)抑えができるのは伊藤しかいない」と繰り返した。
ほかにも現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、日本代表コーチも務めた野球評論家の高木豊氏が5日までに更新した自身のYouTubeチャンネルで今シーズンの各球団展望を語る中で、日本ハムの抑え問題について言及。伊藤が抑え拒否の姿勢を示す中で「それは(監督と)腹を割って話すほうがいい」と新庄監督との直接会談を勧める場面も。
伊藤の心情についても「今の選手は賢い。自分のパフォーマンスを出していきたいから、先発だし、(選手生命を)長くやっていきたいと思っているだろうし」と理解を示す場面もあった。