新庄ハム 「職場放棄」行動で波紋 ささやかれる「負の連鎖」とは
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日本ハムは21日に行われた楽天戦(秋田・こまちスタジアム)に0ー3と敗れ今季6度目の4連敗。借金は今季ワーストの15まで膨れ上がった。
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この日の試合は地元に凱旋登板した先発の吉田輝星が注目を集めたが、5回途中4安打2失点で降板。それでも球場に駆けつけた地元ファンからは温かい拍手、声援をもらった。
一方、予想外のアクシデントがチームに影を落としている。山田勝彦バッテリーコーチ(52)が当面の間チームを離れ、山中潔二軍バッテリコーチ(60)と入れ替わることになった。
新庄監督の説明によると同コーチは6月19日のロッテ戦(札幌ドーム)中にベンチ裏で壁を蹴った際に右足甲を骨折したという。17日からリーグ戦再開となったロッテ3連戦、チームは3連敗を喫した。同試合は両リーグ最速で40敗に到達するなど、思うようにいかないチーム状況にストレスを溜めてしまったようだ。
とはいえ、今回の山田コーチの負傷には冷ややかな目も向けられている。
「どんな事情があろうとも、ベンチ裏で自ら負傷するというのはありえない。過去にも選手が結果を出せずにものに当たるということもあったが、そういったことはチーム状況も不安定となり、いい結果に結びついていない。日本ハムでは昨年も中田の問題などがあったのに、残念です」(球界関係者)