異次元補強のソフトバンクに暗雲 5連敗で4位転落の泥沼 合流が待たれる「選手の名前」
エース千賀の穴を埋める存在として期待されている有原(C)CoCoKARAnext
ソフトバンクは23日のロッテ戦(ZOZOマリン)に2ー6と敗れ、泥沼の5連敗を喫した。開幕カードで3連勝したロッテ相手にスイープを許すなど、投打ともに精彩を欠き、4位に転落した。
勢いのあるロッテ打線はこの日も止まらなかった。開幕投手も務めた大関友久は4回二死二、三塁で好調な平沢大河に右前適時打を許すなど粘れず。4回5安打2失点でKOされると、その後のリリーフ陣もずるずると失点を重ねた。打線は、主砲・柳田悠岐に8回に、開幕17試合目にして待望の1号2ランが飛び出すも反撃はそこまで。5連敗で4位転落。試合後の藤本監督は「打線も淡泊になっていた。まあ、やり直しましょう」とホームに帰っての立て直しを誓った。
【動画】敗戦となった23日のロッテ戦、8回、主砲・柳田に1号が飛び出した場面
オフに異次元補強ともいわれる大規模な補強を果たし、V奪回が期待されるチームに何が起きているのか。
一つには先発陣の不振も響いている。5連敗中は全ての試合で先発投手が5回を投げ切れず、マウンドを降りている。この日は開幕投手の大関が4回2失点、4四死球と乱調で連敗ストッパーを期待した藤本監督も交代を告げざるをえなかった。
チームの危機を救うべく、合流が待たれている選手もいる。ファームには大規模補強の一員、エースの千賀滉大が抜けた穴を埋める存在として期待された、有原航平、ガンケルが控えている。