原巨人 4位確定でささやかれる「原の罪」 さらなる「暗黒時代」を危惧する声も
先発への「見切り」が早くなった弊害は中継ぎ陣にも現れた。
昨年同様の「マシンガン継投」により、中継ぎ陣は疲労蓄積。登板過多となり、パフォーマンスが落ちる選手が続出した。最後まで「勝利の方程式」も構築できずに終わった。
これには巨人OBの間からも「勝ちパターン、負けパターンなど役割を明確にしないと投手は持たない」と危惧する声も上がった。
そして、今後だ。2年連続V逸、5年ぶりのBクラスということで2023シーズンは何としてもV奪回が至上命題となる。すでに3年ぶりに秋季キャンプも実施する方向で、「地獄の秋」となることが予想されている。
一方、来季に向けてはこんな声もある。
「今年以上に選手を酷使するシーズンになるのではないか。2年連続優勝のヤクルトに代表されるように、最近は投手陣においてもしっかり休ませながら使うのがトレンド。逆行した形を突き進まなければいいが」(同)と今から来季の原采配に心配の目が向けられている。
いずれにせよ屈辱にまみれたシーズンの結果はしっかり出た。この反省をどう生かすのか。ファンもしっかり見守りたいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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