原巨人 5年ぶりのBクラスで大補強攻勢へ 「根こそぎ狙う」選手の名前
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巨人が「終戦」を迎えた。CS切符がかかった1日のDeNA戦(横浜)に0ー1と敗れ、4位が確定。2年連続のV逸、5年ぶりのBクラスとなったことでオフには久々の大補強攻勢に打って出ると見られている。
最後まで力負けだった。相手打線は桑原、宮崎を欠くなど主力が外れる中、フルメンバーで臨んだ巨人があっけなく敗れた。
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阪神・青柳との最多勝争いもかけ大一番に臨んだ先発の戸郷だったが、初回に佐野にソロを浴びるなど、先制を許す。その後は立ち直ったが、相手左腕エース今永が完璧なピッチングを見せる中、たびたび走者を出し、死球を与えるなど不安定なピッチングが目立った。
さらに寂しさを感じさせたのは打線にもあった。9回一死一、二塁。一打逆転の場面で出た岡本和は併殺に倒れた。今季は8月11日の中日戦(バンテリンドーム)から4番の座を中田に譲るなど苦しんだシーズン。その象徴となるような幕切れとなった。
この敗戦でチームはCSに進出できなかったのは17年以来、2度目。原監督政権下では初の屈辱となった。
来季こそV奪回が至上命題となる中、オフの巨人の「大攻勢」がささやかれている。
「今オフのFAは投手、野手含め例年になく豊作です。巨人の現状ではどこも補強ポイントとなるため、大胆に獲りにいくのではないかといわれています」(放送関係者)
具体的な名前としてはFAの目玉ともいわれる西武の正捕手・森、また森が厳しければ、ロッテの田村獲りも視野に入れているといわれる。投手陣では楽天の日本一を支えた無敗エース、田中将大、同じく楽天の左腕、辛島なども左腕不足に悩んでいるとあって、調査を進めていると見られる。