「ノーモア・オドーア」の入念な調査…どうなる巨人の一軍外国人5枠 投手陣の“やりくり”こそVへの絶対条件
スポーツ紙のデスクは言います。
「去年の開幕前には新加入の強打者であるルーグネッド・オドーアがオープン戦での不振から、阿部慎之助監督に二軍調整を通達され、これを不服として緊急帰国してしまったという出来事がありました。
結果的にこれでピリッとしたチームは4年ぶりのリーグ優勝を果たすわけですから、阿部監督の判断は正しかったと言えます。しかし、オドーアの性格面も含めた調査が不足していたという指摘もあった。そのため、その後は人柄、性格面も獲得する際の材料とし、『ノーモア・オドーア』へ入念な調査をしたとの話です」
助っ人の全員が好調ではありますが、誰か一人が開幕前に二軍行きを通告されることになります。
「グリフィンとマルティネスは外せませんから、ケラーかバルドナードになるかもしれない。グリフィンを『投げ抹消』して中継ぎの二人を登録するなど、『やりくり』が注目を集める1年になりそうです。とはいえ、生身の人間ですから、長いシーズンでは不調やケガもある。危機管理という意味でも助っ人『支配下6人』は強力な態勢と言えそうです」(前述のデスク)
選手のモチベーションに心を砕いた、首脳陣のマネジメントにも注目です。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】「30発は打てる」巨人開幕5番候補 新助っ人キャベッジの評価は?球界OBは日本球界で活躍の「条件」も指摘
【関連記事】阿部巨人を支える"懐刀"新加入コーチを球界OBが絶賛 「優秀だなというのがわかる」トロイカ体制にも注目
【関連記事】田中将大は蘇るか 巨人で“復活”の一歩「間違いなく去年より調子いいな」 甲斐拓也とのバッテリーにも期待感