「巨人戦中止」にモヤモヤする理由 他球団から漏れ出てきた「本音」とは

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 注目を集めていたDeNA・巨人戦(横浜)は31日も中止(延期)となった。巨人側にコロナ感染者が大量に発生、一軍の試合に出場可能な選手が10人(捕手2人、内野手3人、外野手5人)であること、療養期間を終えた選手から順次トレーニングを始めているが、「筋力が公式戦に出る水準に戻るにはまだ数日かかり、31日の試合に出場させた場合、大きな故障につながりかねない」と球団は説明した。

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 一方でコロナ禍により巨人は前半戦最終カードの中日3連戦を含む、6試合を中止(延期)とした。内野を守る選手が3人しかいないなど危機的な状況において、仕方がない側面もあるがネットを中心に巨人に対し、「不公平」と批判的な意見も散見される。コロナ禍に苦しむのは巨人だけではない。他球団も多くの陽性者を出しながら、何とかやりくりしながら試合を挙行しているとあって、不満の声が高まっているのだ。

 今回の延期に伴って、当然、後の日程もタイトになってくる。ここまで89試合を消化、雨天、コロナも含め13試合が中止となったDeNAでは後半戦のダブルヘッダーを含め、過密日程となることが予想される点に関して三浦監督が「我々としては日程通りにやるだけ」と受け止めたが、「リリーフ陣や野手は大変だと思います」と選手を思いやった。

 さらにコロナ禍における選手の状態について激白したのはヤクルト・高津監督だ。首位をキープしながら、後半戦開幕カードの阪神戦(甲子園)は連敗スタート、2位の阪神には9ゲーム差と詰められている。コロナ陽性で選手が大量離脱以降の試合では、12試合で3勝9敗と苦しい戦いを強いられている。ヤクルトではコロナに関連して、2試合を中止(延期)している。

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