現役ドラフトで入団「オコエがスタメン奪取するようでは巨人はヤバい」の背景とは
その心とは、いったいどういうことでしょうか。
「巨人にとって理想を言えば、ライトは丸で1年間固定。センターもブリンソンにしっかりと定位置を確保してほしいところでしょう。メジャー通算28発を誇り、今季も3Aでは2球団で計87試合を戦い、打率2割9分8厘、22本塁打、63打点の成績を残している。彼がコケることは決してチームのためにならないわけです。なおかつ、レフトは今季ブレイクしたウォーカーか、ドラ2の萩尾あたりが有力候補になる。内野は今年と変わらないだろうから、上位指名のルーキーが外野の一角で新風を吹かせるのがベストです」
生存競争が厳しいジャイアンツの外野の一角を、いきなり奪えるとはオコエ自身も考えていないでしょう。しかし、長いペナントレースは何が起こるか分かりません。環境を変えた選手が一気にブレイクする例は、プロ野球界で枚挙にいとまがないほどです。
まずは1軍定着。そしてスランプのない俊足や守備を生かして、出場機会をうかがうことが現実的でしょう。オコエ瑠偉の新たなチャレンジに、プロ野球ファンの熱視線が注がれそうです。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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