巨人の正捕手争いに新顔『慎之助』登場! 気になる小林誠司の立場は・・・
巨人の高卒2年目・山瀬慎之助捕手(20)の評価が急上昇中だ。
まず、注目を集めたのは1日に行われたオリックスとのエキシビションマッチ(京セラ)だった。
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5回から途中出場した山瀬は4イニングを無失点で封じ、打っては2打数2安打。第1打席は右前打で好機を広げ、2打席目もしぶとく粘って中前打をマークした。
高卒2年目ながら攻守にわたって活躍した山瀬に関して原監督も試合後は「(小林)誠司よりバッティングはいいのかなっていう気がするね。(打撃に関しては)もうすでに抜いているかなという感じ」と高く評価。
さらに4日に行われたイースタン・楽天戦(森林どり泉)でも山瀬は先発した井納をたくみにリードし、9回2失点と試合を作った。打線がふるわず完投負けとなったものの、今季DeNAからFA移籍してきた井納の課題とされた制球難にも粘り強く向き合い、無四球完投をリードしたことで、さらに評価は高まった。
山瀬は右打ち右投げで最大の武器は、ヤクルト入りした奥川とのバッテリーで知られた星稜高校時代に全国屈指を誇った強肩だ。プロ入り後は同じ名前を持つ阿部慎之助二軍監督の下で体力強化を始め、打撃、リード面など徹底的に鍛え抜かれており、右打ちと左打ちの違いはあるが、入団当初から「慎之介2世」として、注目を集めている。