原巨人 異例の「配置転換」が物議 コーチ陣が戦々恐々となる「舞台裏」
一方でこれはコーチ陣への「ムチ入れ」の意味も込められているという見方もある。原監督は後半戦を契機にOBの高橋尚成氏にファームでの臨時コーチ就任を要請。これは今季不振にあえぐ、同じ左腕の高橋優貴救済を目的とした人事だったともいわれる。
「この人事では12球団ワーストとなっているチーム防御率など、投手陣を預かるコーチの指導力に対して、原監督が満足していないということを示しています。昨年、V逸した際には敗因として原監督もコーチ陣がうまく機能しなかったことを認めていただけに、結果が出ていない部門のコーチ陣に関してはさらに動かしていく可能性もあります」(球界関係者)
今季からさらに3年の長期契約を結ぶ際には球団からも次世代の指導者育成を託されたという原監督。チーム浮上のために次はどんなタクトをふるうのか。コーチ陣も安穏とはしていられなさそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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