「可能性はある」故障者続出の巨人で緊急トレードはあるか 球界OBが着目する「巨人ベテラン捕手」「パ・リーグ右の外野手」
一方、今季でプロ12年目、36歳シーズンとなる小林といえば、昨年は「スガコバ」バッテリーが復活。盟友菅野智之をサポートし、最多勝に導くなど、リード含め、チームに多大な貢献をもたらした。リーグ優勝を決めた昨年9月28日の広島戦(マツダ)でも、打席では適時打をマーク、最後までマスクをかぶり続けた。
高木氏も「技術的には小林は持っている」としながら、捕手は育成に時間がかかるポジションとして知られ、今季は特に捕手ポジションに苦しむチームも多いとあって、小林の存在はひそかに注目となっている。
高木氏はまたロッテ、日本ハムの外野手布陣に関しても考察。特に日本ハムにおいては今季はソフトバンクから現役ドラフトで加わった吉田賢吾の打撃も注目されるなど、外野手争いが一層、激化していることで、過去に首位打者を獲得した松本剛、今川優馬の存在も右の外野手という補強ポイントと合致、トレードにおいては注目になるとした。
昨年リーグ覇者の巨人においては、混セとなる中、早い内にチームも立て直したいところ。15日からは本拠地にDeNAを迎えて3連戦。阿部監督がどのような形でチームを浮上させていくか、「次の一手」にも話題が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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