原巨人 「このままではおかしくなる」有力OBからも批判された継投の「問題点」とは
さらに続けて「3点差になったから? 流れが変わった? 勝つつもりで勝ちパターンを出す? なんて言って投げさせていたらおかしくなる。負けているうちは誰かが粘って耐えて抑えてその間に同点、逆転したところで勝ちパターンを出さないとピッチャーがおかしくなるよ」と踏み込んだ。
高梨はここまでチームトップの46試合に登板。同44試合の今村、43試合の平内(いずれも22日現在)と共に守護神、大勢につなぐ「勝利の方程式」の一員と見られているだけに同氏も「無駄使い」が気になってしかたがないようだ。今季は先発投手陣が早期降板する試合も多く、登板過多気味にあるリリーフ陣への負担が心配されている。
この試合では「登板機会がないため」と5点差がついた最終回に大勢が登場したのもファンのため息を誘った。勢いのあるルーキー守護神の活躍場所がないことが、現状の苦しさを物語っている。
堀内氏はブログの最後に「起用についてはコメントで質問がない限りなるべく触れないようにしてきた」としながら、「若手を育てることと勝つことの両立は難しいが諦めるような姿勢をファンの皆さんに見せたらいかんと思う」と結んだ。
OB、ファンが安心して見ていられるような試合はいつ戻ってくるのか。23日からは1・5ゲーム差に迫る最下位中日との「熱い戦い」を迎える。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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