阿部巨人 注目の先発ローテ争い 「最後の1枠」誰がつかむ? 球界OBが着目した投手の名前「落ち着いて見ていられる」
石川は昨オフにDeNAを戦力外となり、巨人に入団。2日のヤクルトとのオープン戦では1点を追う6回に登板。先頭のホセ・オスナ、続く浜田太貴を連続空振り三振に打ち取ると、7回も丸山和郁、赤羽由紘を連続三振と圧巻の投球を見せた。球威ある直球にチェンジアップ、スクリューの変化球も冴え、変幻自在の投球で2回4奪三振、無失点と開幕カードでぶつかるヤクルト打線を封じ込めた。対外試合3登板で5回無失点と着々と結果を重ねている。
同氏は左腕のピッチングに関して「彼は度胸が座っている 落ち着いて見られる」として、ピッチングの中でも「ボール先行しても、落ち着いていく」と自分でゲームメイクしていく能力にたけているとした。
動画内ではほかの先発候補とされる現役ドラフト組の田中瑛斗に関しても言及。「これはちょっと嫌だぞ」としながら、「シンカー気味 右バッターに食い込むようなボールを投げる」として、「人と違うボールを投げるから面白いと思っている」と注目投手の1人とした。
動画内ではほかの先発候補についても語っている。
石川に関しては当初救援左腕としての働きが見込まれていたが、安定したパフォーマンスを示していることで、首脳陣も先発候補に加えるなど、段々と評価が高まってきた経緯がある。
し烈な先発ローテ争いに関しては開幕前からこのようにアピールを続けていけば、シーズン中に不測の事態が起きても、かわりの投手がすぐ穴を埋められるという層の厚さにつながっていく。
果たしてスタートとなる開幕ローテ、6枠目を勝ち取るのはどの投手となるか。今後の開幕までの内容も注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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