巨人驚愕の第3弾トレードはあるか 積極補強進める裏にある「解消されない課題」とは
背景には目指すペナント奪回のためにはブルペン整備が欠かせないとの危機感がある。2年連続でリーグ覇者となったヤクルト、オリックスとも終盤の投手陣に厚みがあり、特にオリックスは160キロ右腕・山崎颯一郎を筆頭に宇田川優希、阿部翔太など常時150キロを超える剛腕が後ろに控えるとあって、チームのストロングポイントともなっている。
また現在のチームでは戻ってきた「8回の男」、左腕・中川皓太が奮闘、若手の菊地大稀や開幕投手からリリーバーに転向し安定した成績を残しているビーディ、オリックスから加入した鈴木康など以前に比べると厚みも増したが、ここにきて絶対守護神の大勢が右上肢のコンディション不良のため登録抹消となるなど、終盤の投手運用に不安定な要素も出てきている。
3年連続のV逸は許されないだけに、トレード期限ぎりぎりの7月末まで巨人の動きは水面下でも注目となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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