原巨人 来季の「トロイカ体制」にささやかれる不安点とは
かつての巨人では「藤田監督、王助監督、牧野ヘッドコーチ」とトロイカ体制でチームを率いたことがある。1980年オフに起きた長嶋監督解任の後を受けて、この3人がチーム立て直しの命を受けたのだ。結果は81年から3年間の藤田政権下で1位、2位、1位と見事に巻き返しに成功。このときの成功の要因としていわれているのが「王助監督の存在感を挙げる声があります。選手へのアドバイスやベンチを明るく盛り上げるなど、選手と首脳陣の間に入ってチームをまとめあげることに貢献。来季の阿部に期待されるのはこういった役割かもしれません」(同)。
いずれにせよ、来季こそV奪回が至上命題となるのは間違いない。今季の巨人のV逸には補強の失敗、投打にわたっての不振など課題も山積みとあって、令和版のトロイカ体制が成功するか、否かにチームの浮沈も大きく関わってくるといえそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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