原巨人・「勝利の方程式」再生のための「あの条件」とは
17日からのリーグ戦再開を前に原巨人が投手陣の再整備に動いている。
14日に行われた全体練習の中で原監督はこうゲキを飛ばしたという。
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「もう折り返し、というぐらいの気持ちで戦う必要がある。ギアがあるならサードぐらいに入れないとダメだよね」
首位のヤクルトには7ゲーム差をつけられた。本来の折り返しといわれる球宴まで残り32試合となっているが、ゲーム差からいって、今追いつかなければ、戦況がますます厳しくなることは分かっている。
戦力再点検に励む中、目を向けたのは交流戦期間中、特に苦戦を強いられた救援陣だった。期間中のリリーフ防御率は4・89とリーグワースト。交流戦Vを果たしたヤクルトが磐石のリリーフ陣を誇ったように、安定した「勝利の方程式」が反撃に向かうチームには欠かせないピースとなっている。
この日は固定できていなかった「8回の男」にビエイラを指名。昨年は絶対守護神としてチームを支えた剛腕助っ人に望みをかけるが、リリーフ陣の中でキーマンとされている男はほかにもいる。
「鍵谷です。2年連続チーム最多登板するなど、ブルペンを支えたタフネス右腕の調子がいまいち上がってこない。7ゲーム差を追い上げるには、鍵谷の復活が不可欠ではないでしょうか」(放送関係者)
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