元IOC会長注目!東京五輪期待の美女アスリート 「招致のキーマン」から「本番のキーマン」に
2018年シーズンの感想を問われると「2020年に向けてまた成長できて、新たな発見があった1年だった」と振り返った。2016年のリオデジャネイロ五輪では日本人最高の15位。2018年シーズンは世界ランク4位まで一時期浮上したが最終的には21位。ユース世代で世界の頂点に立った26歳にはまだまだ物足りない結果だ。
数年前の佐藤優香は「得意種目は?」と問われると「スイム」と答え、どこか苦手種目だったランの話を避ける傾向があった。ここ数年でのラン強化で強くなった事から、同様の質問をされると「全部です」と答えるようになる等、「吹っ切れた」感じが傍から見ていても感じられる。
同僚の選手に聞くと「足立真梨子さん(ロンドン五輪日本人最高順位)が引退して、明らかに自分がチーム、後輩を引っ張ろうと言う意識、姿勢が日常から出ている」と言う。
佐藤優香(右)と今シーズンW杯で表彰台に上る等成長著しい瀬賀楓佳(左)
主賓挨拶では、1964年の東京五輪で日本人金メダル第一号になった元ウェイトリフティングの三宅義信さんが登壇。同チームの飯島健二郎監督とは、2004年アテネ五輪で代表監督、コーチとして共に戦った師弟関係。
「周りへの感謝は大事。でも一番大事なのは自分の心。東京五輪に向けて、言葉ではなく、メダルで感謝を示して欲しい」と選手達を激励した。
トライアスロンのプロ第一号で、30年以上活動する同チームを率いる飯島健二郎監督。五輪正式種目となった2000年のシドニー五輪以降、全てのオリンピックで日本代表ヘッドコーチなどを務めて来た。
東京五輪に向けての意気込みを問われると「この1年、選手たちにはかなり厳しくプレッシャーをかけてきた。自国開催の東京五輪。想像以上のプレッシャーの中で戦わなくてはいけない」と引き締めた。
また同会では、所属選手の岩川真知子の引退が発表された。岩川は2016年に大塚製薬陸上部からトライアスロンへ転向。陸上時代から含めた相次ぐ怪我で引退を決意、涙ながらに壇上で引退を発表した。
「突然、陸上から転向して来た最年長となる私を(佐藤)優香ちゃんをはじめ、みんなが温かく迎え入れてくれた。感謝しかない。競技転向の後押しとなったのは飯島監督の人柄」と振り返り、陸上競技を含めた21年の競技生活に別れを告げた。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]