【箱根駅伝】同タイム珍事、デート走、フリーザ様…第100回総集編

タグ: , 2024/1/6

◆同タイム珍事
 11位東海大と12位国士館大が「11時間1分52秒」の同タイムになった。同タイムの場合、規定で「順位決定は区間上位者数の多少による」とされ、それぞれの最高順位は東海大が1区「5位」、国士館大は5区「7位」で、東海大が上回った。

 往路優勝の青学大から10分以上離された史上最多タイ16校が復路6区で一斉スタートした。見た目の走る順位と、実際の順位が違うため、選手もテレビ視聴者も混乱。東海大と国士館大は別々にゴールし、繰り上げタイムを加算して同タイムに。シードに1分10秒届かなかったが、もし10位で並んでいた場合は、まさに天国と地獄だっただろう。

◆外国人留学生ブレーキ
  チームの救世主となるべき外国人留学生が軒並み不振だった。大東大エースの8区ワンジル(3年)は2年連続区間最下位と失速した。予選会トップの日大キップケメイ(1年)は区間10位で、順位を4つ落とした。出場全7人で、城西大3区キムタイ(2年)の3位が区間最高順位だった。

 助っ人が初めて箱根路を駆け抜けた65回大会(89年)山梨学院大オツオリの衝撃から35年。「20人抜き」のごぼう抜き記録を持つ日大ダニエル、3区間で区間新をたたき出した東京国際大ヴィンセントなど、異次元の走りを見せる印象が強いが、今大会はブレーキが目立った。

◆安定のフリーザ様
 いまや箱根の風物詩?となった「フリーザ軍団」が復路7区の二宮交差点付近に登場。人気アニメ「ドラゴンボール」のフリーザに扮(ふん)した全身白タイツのコスプレ集団が沿道から声援を送った。魔人ブウ、ザーボン、ポルンガといった人気キャラクターも従え、「ひき肉です」「ペッパーミル」といった流行ネタを踊り、ランナーにエールをおくった。テレビ中継のカメラに映り込むと、SNSでは大盛り上がりだった。

 箱根10年ぶり出場の東農大は、6区の復路スタート地点付近で応援団が名物の「大根踊り」を披露した。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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