常勝軍団ホークスの「次世代レギュラー」は誰!?OB攝津氏が若手注目株を語る!

タグ: , , , 2021/6/30

 オリックスが11年ぶりの優勝を果たし交流戦の幕を閉じたプロ野球は、いよいよ前半戦の終盤に差し掛かった。セ・リーグはAクラスとBクラスに分かれはじめ、一方のパ・リーグは、日本ハムが「単独Bクラス」状態となっている。

そのパ・リーグで2年連続リーグ優勝、5年連続の日本一を狙う「王者」ソフトバンクホークスは、ここまで首位と3.5ゲーム差の3位(29日現在)。相次ぐ主力メンバーの離脱により、本来の力を発揮出来ていない状況だ。

そんななか、後半戦、巻き返しをはかるホークスのキーマン、そして主力が欠ける中で活躍が期待される若手について、OBで沢村賞をはじめ、最優秀投手、最優秀中継ぎ投手など数多くのタイトルを獲得し、5年連続の開幕投手を務めた経験もある攝津正氏が語った。

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若手は打ったらどんどん使って欲しい


開幕から3ヶ月。ここまで特に目立つ存在としてまず攝津氏が挙げるのが、真砂勇介だ。

「ずっと打率3割をキープしていましたし、何よりも凡打の内容が非常に良いなと思います。選球眼も良くなってきているし、内容が変わってきた印象があります。ここ数年、ホークスに関しては右バッターがポイントで、ドラフトでも佐藤直樹や井上朋也など上位でとっていますよね。その中で真砂は、右の長距離砲になれる素質がある。もっとスタメンで使って欲しいなと思います。彼がセンターをしっかり守れるようになったら、打線としても組みやすいですし、厚みも出るのではないかなと思います」

交流戦ではここ15年で8度の優勝をおさめているホークスだが、今年はまさかの10位。だが、そんな中、現在売り出し中の三森大貴が10日の広島戦で4安打を放つなど厳しい戦いの中でも若手の活躍も光っている。





この三森にも注目しているという攝津氏は

「開幕当初は二軍でしたが、ファームでしっかり結果を残して上がってきましたし、交流戦中盤以降に一軍昇格後も結果を残している。今セカンドはなかなか固定されていないですし、周東も怪我で離脱中と、若手にとってチャンスですよね。三森は守備も良いですし足も速い。十分能力を持っていると思うので、期待しています」

と、三森のセカンドレギュラー定着を期待。

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