嫉妬、失望、後悔…楽天の不思議キャラ島内が「FAさせて!」球界もファンも騒然
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「隣の芝生は青く見える」という格言がある。他人が持っているものが、自分の持っているものよりよく思えてしまう。
楽天と4年契約を結び、2年目を終えた島内宏明外野手(32)が突然「他球団でプレーしたい」と言いだしたのは、まさにその心境かもしれない。
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最多安打のタイトルを獲得した楽天の4番打者は、現状維持の1億2000万円でサイン。契約更改の席では不満げな表情で、球団に来年オフのFA行使を直訴したことを明かした。
「球団にはできるなら来年オフFAさせてほしいと言いました」「(FAさせてもらえるなら)大幅に減俸してもいいと伝えた」「違うユニホームを着てプレーしたい気持ちも少なからず出てきた。覚悟はあった」「さすがにOKはもらえなかったので、またシーズンが終わってからゆっくり話したい」
複数年契約中にFAしたいー。異例の発言に大きな影響を与えたのが今オフ、日本ハムからFA宣言した近藤健介外野手(29)の存在だ。ソフトバンク移籍を決めた条件が「7年総額50億円」などと報じられ、島内は「あの金額には負けちゃいますね。気持ちが持たない」「そんなに年俸も上がらない。毎年何のために頑張っているんだろうと思って」と心境に変化をもたらすきっかけになった。
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