レッドソックス・沢村がア・リーグ優勝決定シリーズのメンバーに復帰 首脳陣に評価された点とは
沢村のレギュラーシーズン最後の2登板は、いずれも試合序盤にビハインドの場面から、イニングまたぎで任されたものだった。9月24日のヤンキース戦は2回1/3、10月3日のナショナルズ戦は1回2/3を無失点に抑え、ナショナルズ戦では逆転勝ちにつながる投球を演じた。
多少の勝手はきくスイングマンとしての存在感を首脳陣に評価されたわけだ。
アストロズとのリーグ優勝決定シリーズも、勝ちゲームの終盤というよりは、ビハインドでの起用が増えるかもしれない。ただし、マウンドに上がればそこはアピールへのチャンスの場だ。どんな場面であっても結果を示し、状態の良さが伝われば、試合が進むにつれて起用法を変えていける可能性はある。
1年目から名門球団のブルペンで馬車馬のごとく働き続けてきた。だがコロナ感染以降、明らかに出番は減っていた。今の沢村は誰よりも登板機会には飢えているはずだ。レッドソックスとは2年契約プラス1年のオプションで加入した。来季の立場をにらんでも、沢村にとって大事なリーグ優勝決定シリーズとなる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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