原巨人 打撃コーチ総退陣でも「貧打」が解消されない「理由」

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 また今季は中田、岡本和、丸、ウォーカー、ポランコの「20発クインテット」も話題となったが、シーズン終盤は一発頼みとなり、打線がつながりを欠いたことも響いた。犠打数(73)、犠飛数(15)がともにリーグワーストとあって、この点も改善が求められている。

 「ファーム総監督を務めた川相氏が注目を集めています。何といってもバントの神様として知られ、守備の名手でもある。失策数が激増したこともあり、様々な意味で課題改善に適任と見られています」(同)

 球団OBでもある川相昌弘氏は今季からファーム総監督に就任。通算533犠打の世界記録を持つ「バントの神様」は今春のキャンプでも、選手たちに実演指導を行い、好評を博している。

 第一弾の「粛清人事」が発令されたが、5年ぶりのBクラスに沈んだ巨人のチーム改革はこれからが本番。選手ともども嵐のオフとなりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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