大リーグで協議中の国際ドラフト ロッテ・佐々木朗希投手の将来への影響は

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 もともと国際ドラフトの導入についてはある慣習をなくそうとする動きから発案された。通常のドラフトにかけられなくてもいい中南米出身の有望株を年齢が低い時期から囲い込み、MLB球団と契約した際に育成料をかすめ取る「ブスコン」「トレーナー」と呼ばれる人材ブローカーが暗躍しており、それをなくして、選手自身に契約金が満額渡るような仕組みにしようというコンセプトで構築された。

 米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)も、佐々木朗の事情を取り上げ、NPBなど海外のプロリーグからMLBを目指す若手選手にとっては選択肢を減らすシステムになると指摘。業界関係者の話として「佐々木についてはMLBとNPBがポスティングシステムの合意内容を変更して、数年以内に米国に行く門戸をこじ開けることもある。が、その逆のことが起こり、ひび割れた扉が閉まることもあり得る」とも伝えた。

 佐々木朗が仮に国際ドラフトにかけられることなくMLBに渡ることができたとしても、それ以降の若い世代は国際ドラフトの制限をもろに受ける恐れはある。プロリーグとして確立されているアジアの日本、韓国、台湾の出身者については国際ドラフトの適用外にしてもさほど影響は出ないと思われるが、どのような決着を見るのか。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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