「正気の沙汰じゃないぞ」大谷翔平を“裏切る”水原氏の衝撃行為の数々に米識者も愕然「よく通訳なんてできたな」
当然、球界が誇る「唯一無二」のスーパースターを取り巻いたスキャンダルの顛末には、現地アメリカも衝撃を受けている。
現地時間4月11日に米ポッドキャスト番組『The Rich Eisen Show』を更新したスポーツジャーナリストのリッチ・アイゼン氏は、「私は最初にこう思った。450万ドルを気づかれずに送金する方法なんて本当にあるのかって。それは信じられないことだった」と言及。そのうえで訴状の一部を読み上げ、水原氏へ厳しい言葉を投げかけた。
「この男(水原氏)は自分を見て、『おかしいぞ』と思わなかったのか。1600万ドルも不正に使っていながら、よく通訳なんてできたなって思うよ。その他のこともそうだ。よくできたな。ミズハラは代理人にも嘘をつき、秘密にしていたかったらしいんだ」
さらに「ポイントは顧客の通訳がギャンブルをしていることを、代理人が知っていたのかどうかだ」と切り込んだアイゼン氏は、総損失額は1億8290万ドルという金額に「本当にあ然とさせられる数字だ」と驚嘆。「9桁の勝ちと、それ以上の9桁の負けが、8桁の損失に繋がったなんて……。そのうえで借金もしている。なんて馬鹿げたことをしたんだ」と糾弾。証言が二転三転した水原氏の“裏切り”を断じた。
「ミズハラは最初に『ESPN』のインタビューに応じた時、『オオタニが私をかばった』というようなことを言い、9桁の借金の支払いをあたかもオオタニが友人の肩代わりとして支払ったという方向に持っていこうとしていた。
一体、彼はどんな神経をしているんだ? 正気の沙汰じゃないぞ。一日中、ありとあらゆる賭けのことを考えていながら、どうやって野球に集中していたっていうんだ。100年が経とうと、こんな常軌を逸した行動をする人間がいるとは思えない」
最後に「私が(大谷側の証言を)信じていいかを迷っていたのは、通訳がここまでのことをやってのけるなんて見当もつかなかったからだ」と説いたアイゼン氏。米球界の酸いも甘いも知るベテランジャーナリストでさえも、今回の一件には、やはり驚きを隠せないようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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