「2人の関係は信じがたい破局に終わった」米捜査当局発表の水原氏の”裏切り”に韓国メディアも驚愕 大谷との足跡を振り返り悲痛な声も

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大谷と水原氏の関係が、まさかこんな形で終わりを迎えるとは誰が予想できただろうか(C)Getty Images

 大谷翔平(ドジャース)の銀行口座から、元通訳の水原一平容疑者が違法賭博ブックメーカーに計1600万ドル(約24億円)を送信していたことが米捜査当局により明らかとなった。

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 先月、ドジャース対パドレス戦の最中に今回の問題が発覚、大谷にも違法賭博関与などの憶測も流れていた中、今回の発表において、窃盗の「被害者」であることが強調された。また金額の他、水原容疑者が2021年9月より違法賭博に関わり始め、今年1月まで不正送金を行なっていたなどの詳細も伝えられている。

 前所属であるエンゼルス在籍時から通訳としての働きのみならず、グラウンド内外において「二人三脚」で大谷を支えてきたことはもはや広く知れ渡っている。その足跡を振り返ると、今回、明らかとなった水原容疑者の「裏切り」は、まさに不可解とさえ捉える声も多い。巨額の資金が不正に利用されたというインパクトと共に、何より信頼感で結ばれていたはずの両者の間での出来事であるとして、あらためて驚きの声が海外メディアでも上がっている。

 韓国のニュースサイト『マネートゥデイ』でも、4月11日の米捜査当局の発表を公式サイト上で報じており、その中で、大谷、水原容疑者のこれまでの足跡にも言及している。

 同メディアは「水原の今回の賭博スキャンダルがより衝撃的な理由は、彼と大谷の関係が非常に深かったからだ」と指摘。その上で、エンゼルス時代を振り返っており、「2021年、大谷がエンゼルスで活躍していた頃、水原はエンゼルス球団選定最優秀通訳賞を受賞したこともある。当時、大谷がアメリカンリーグMVPを受賞したが、球団が水原の功績を認めたもので、当時、エンゼルス球団は『この賞は私たちの心からの賞』と受賞の背景を説明した」などのエピソードも綴っている。

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