「私は支配しようとした」――米違法胴元が明かした水原被告の会話 大谷翔平からの盗用を知りながら続けたギャンブル
「私はたびたび彼に『大丈夫なのか』と尋ねた。彼は1秒たりとも金額に影響されるようなそぶりは見せなかった。『(ギャンブルが)僕は本当に下手なんだ』と言う彼はとても礼儀正しく、とても尊敬してくれていた」
ギャンブルにのめり込む水原被告を「私は少し支配しようとした」とも明かしたボウヤー被告。最終的に大谷を巻き込む事件に発展した点については「自分が一翼を担っていたことについて今は悪かったと思っている」と猛省した。
もっとも、水原被告が深刻なギャンブル依存症であったかは懐疑的な声も小さくない。申告書内容を「真実ではない」とする米連邦検察は全米30以上のカジノを調査。その公的な証拠を提示した上で「長年にわたるギャンブル中毒ではなかった」と断言。さらに「彼は世間に真の反省をアピールする代わりに、オオタニから数百万ドルを盗んだことを正当化しようとしているように見える」とも指摘した。
さまざまな証言が飛び交う中で、水原被告にはいかなる量刑が言い渡されるのか。球春の到来が近づく中で、世界が注目する瞬間も迫っている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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