水原被告の実刑判決で証明された大谷翔平の“潔白” 米記者が陰謀論を一蹴「オオタニは本当に野球一筋の人間だ」
しかし、一連の裁判で水原被告の証言内容の不安定さは露呈した。2月6日の量刑言い渡しの場でもジョン・ホルコム判事から「被告人自身が信頼を失墜させた。この手紙(水原被告が宛てた情状酌量を求めた書簡)は重要な事実を省略し、真実を偽って伝えている」と断じられたほどだ。
米メディアでもスキャンダルの終結に安どの声が広まっている。米メディア『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者は、米野球専門YouTubeチャンネル『Foul Territory』に出演した際に、次のように訴えかけている。
「彼(大谷)に関して不都合なことがあったという証拠は何もない。文字通りゼロだ。そろそろオオタニに関する陰謀論のようなものはやめるべきだ。彼は本当に野球一筋の人間だ。世界で唯一のあれだけの大金を盗まれたことを気付かない人かもしれない」
検察側の徹底した調査のかいもあって、“潔白”が完全に証明された大谷。はたして、盟友の裏切りにあった偉才の胸中はいかなるものか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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