「張本VS.ダル」の争いがまたも勃発、今週は?
「他のメンバー、家族も仲のいいチームメートが壊れてでも投げてほしくないでしょ」
オールドファンの思いを代弁するようなコメントだったが、これにかみついたのがダルビッシュ有投手(28=カブス)。自身のツイッターで「シェンロンが一つ願いごとを叶えてあげるって言ってきたら、迷いなくこのコーナーを消してくださいと言う」とつづった。人気アニメ「ドラゴンボール」でどんな願いも叶えてくれるという神龍(シェンロン)を引き合いに出し、張本氏のコーナー消滅を願った。
佐々木について、ダルビッシュは「自分なんかとはポテンシャルが違いすぎる。自分が高校の時は145キロぐらいでしたが、それを(力を)抜いて投げてしまいますからね」と能力の高さを絶賛。肩肘は消耗品という考えを持つだけに「何で投げさせないんや、とか言ってる人たちは子どものことを全く考えていないと思う。これほど全国から注目されている中で、佐々木君の未来を守ったのは勇気ある行動」と、登板回避を決断した国保監督に理解を示した。
ツイッターの一部フォロワーから「佐々木君だけが大成すればいいの? 他のメンバーやその家族の気持ちは? 納得できるかな?」というコメントに対しては「他のメンバー、家族も仲のいいチームメートが壊れてでも投げてほしくないでしょ」と反論。選手ファーストでない高校野球の現状には常に疑問を投げかけており「熱中症対策や球数制限など、子どもたちや野球の未来を考えれば普通にやるべきことができていないってことが問題」「春の地方大会をやめて、夏の県大会予選を5月からやればいい」などと提言した。
ダルビッシュと張本氏は、メディアやSNSを通じて小競り合いを繰り返してきた歴史がある。13年、同番組の放送では、川崎宗則選手(当時ブルージェイズ)のメジャー初本塁打を「まぐれ」と張本氏が言った。川崎選手と仲のいいダルビッシュは断固否定し、それまでも張本氏の発言に不満を抱いており「あのコーナーはなんのためにあるの? けなすため? わからん」とツイートで反撃。張本氏は応戦し「男なら日本に帰ってきて私の前で言いなさいよ」などとやり合った。
場外乱闘が続く「張本VS.ダル」。いつか直接対決を見てみたいのはさておき、佐々木登板回避の波紋が思わぬところでも広がっている。果たして今週は…。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]