「何にもしてない、この4年」森保ジャパン、戦術の乏しさに日本代表OBが苦言!W杯メンバーに推すCF候補の名前も
(C)Getty Images
サッカー日本代表のワールドカップ本大会メンバーは来月1日に発表となる。欧州で活躍する選手も増えてきており、システムとの兼ね合いもあり、7度目となる大舞台に立つ顔ぶれの予想はこれまで以上に困難だ。
中でも、センターフォワードのプレーヤーの選出には、現在もさまざまな考え方が入り乱れている。
【関連記事】カタールW杯に待ち受ける「新たな問題」 日本代表OBが力説「みんなが思うほど、簡単じゃない」
これまでの起用をみると、ヴィッセル神戸の大迫勇也、サークル・ブルッヘの上田綺世、セルティックの古橋亨梧と前田大然、ボーフムの浅野拓磨、湘南ベルマーレの町野修斗などが候補に挙げられる。だがそれぞれのタイプも違い、絶対的なエースと呼べる存在もいないだけに、指揮官が誰を選ぶのかが、現在も議論を呼んでいる。
加えて、ワールドカップでのプレー経験もある日本代表OBも、今回のフォワードポジションの予想に頭を悩ませているようだ。ジェフ市原や横浜F・マリノスで活躍し、1998年フランス大会に出場した城彰二氏は、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』で選手選考のポイントについて語っている。
10月26日に配信となった『【◯◯が外れる!?】JOチャンネル予想の最終メンバー26人はこれだ!』の中で、各ポジションのメンバー予想を行なっており、日本代表のフォーメーションや選手起用にも言及している。
城氏はフォワードの選出について「大迫選手には何とか入ってもらいたい」と心境を吐露。その理由として、日本代表が採用してきている4-2-3-1(または4-3-3)のセンターフォワードをこなすことが出来る選手は大迫のみだと指摘した。
さらに「基本的には1トップなんだよね。2トップやったことないんだよ。これだけ1トップ(で起用できる選手)がいないっていいながらも変えないでしょ。1トップがいなかったら2トップにシステム変えてみるとかやったら良かったんじゃないか」と、フォーメーションを固定してきたことに苦言を呈した。