大谷、ダルは別格!? 総じて低調で瀬戸際に立たされている日本人メジャーリーガーたち
秋山翔吾は開幕直前にレッズで戦力外扱いとなり、マイナー降格を選択せず退団してフリーエージェント(FA)となった。5月上旬にパドレスとマイナー契約を結び、傘下3Aエルパソでプレー。13試合中12試合で安打を放ち、メジャーでは2年間で0本だった本塁打を早くも2発マーク。だが、メジャー昇格するためには契約をメジャー契約に切り替える必要もあり、日本の1、2軍のように簡単に行き来できるものでもない。メジャー40人の枠を一つ空ける必要もある。昇格の声は依然として届いていない。
10年目にして初の開幕メジャーをブルージェイズでつかんだ加藤豪将も、待望のメジャー初安打こそ放ったものの、ここまで出場は8試合止まり。戦力外としてメジャー40人枠を外され、メッツへ移籍。移籍後もダブルヘッダーなどで呼ばれることはあっても、基本的には傘下3Aシラキュースでのプレーが続いている。
米2年目のレンジャーズ・有原航平は、開幕から傘下3Aラウンドロック暮らし。今季は3Aでも7試合で1勝3敗、防御率5・76と精彩を欠き、21日には右腕の痛みを理由にIL入りした。
負傷で出場しなかった年も含めてメジャー11年目と大ベテランの域に入ってきたパドレス・ダルビッシュ有は、9試合で4勝2敗、防御率3・76とまずまずの滑り出し。ブルージェイズの菊池雄星も9試合で2勝1敗、防御率3・48とローテーションの一角を担っている。しかし、大谷も含めたこの3選手以外は、満足のいく活躍をみせられてはいない。このオフはソフトバンク・千賀滉大、来オフ以降はオリックス・山本由伸らの名前がメジャー挑戦の候補に挙げられているが、やはり世界トップレベルにあるメジャーリーグで輝きを放つのは、至難の業であると言わざるを得ない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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