よく耳にする日本投手の駆け込み寺、「ドライブライン」ってどんなところ?
2012年、数学者だったカイル・ボディ氏が創設した当初は、薄暗い倉庫の一角にある小さなトレーニング施設にすぎなかった。それがこの10年間で巨大成長を遂げ、近年はドライブライン・ベースボール出身の指導者やアナリストたちが、メジャー各球団に多く採用されている。
もっとも、そうした人材流出も重なり、ドライブライン・ベースボールのノウハウやメソッドの多くは球界全体に吸収されていった。日米両球界でここ数年みられた投手の急成長ぶりに寄与するところも大きかったはずだ。
「第2のドライブライン」は果たしてどこに眠っているのか。周りと同じことを試しても、突き抜けることは難しい。全米の、いや世界のベースボーラーたちは、新たな処方箋を求めてあらゆるところに目を凝らしているのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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