中田だ、ボスラーだ!! 井上中日が3連勝&5割復帰 「好調の要因3つ」と「今後の展望」
■ここぞのホームラン
打線では、ポツポツとだが効果的な一発が出てきたのは光明だ。19日のDeNA戦では1点リードの6回に、中田翔が左翼ポール際にソロを叩き込み、結果的にこれが決勝点に。20日の試合では、新外国人のジェイソン・ボスラーが2回に来日初アーチとなる先制ソロを放った。
今の打線は相変わらずの得点力不足が課題で、チーム打率(.198)と得点(34)がリーグ最下位。そんな中で点が欲しい場面で飛び出す本塁打は何物にも代え難い。
■週明けの巨人戦&月末からの9連戦がカギに
週明けからは敵地・東京ドームで巨人と2連戦を戦う。相手は井上温大、山﨑伊織と「中日キラー」が先発予定。4月頭のバンテリンドームナゴヤでは井上にこそ土をつけたものの、山﨑には完璧に封じ込められた。ロースコアの展開に持っていき、「効果的な一発」が出るのを待ちたい。
また、4月29日〜5月7日にかけては9連戦が待っている。先発は単純に枚数を揃えねばならないし、日によっては松山やマルテを使えない試合が出てきてもおかしくない。序盤戦のヤマになりそうだが、9試合中6試合を本拠地で戦えるメリットを活かしながら、しばらくは5割前後をキープしていけると良いだろう。
[文:尾張はじめ]
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