【RIZIN】連敗中の浅倉カンナが1年4カ月ぶりに激勝! 「強い相手だなとは思ったけど、だからこそ、乗り越えられると思った」
「ちゃんと段階は踏んできている」
――セコンドについていた扇久保博正選手やパラエストラ松戸の鶴屋さんらと、直前まで確認事項を繰り返していた感じですか?
「そうですね。テイクダウンに行った時に、射してきて、ヒジやヒザを当ててくるのがうまい印象があったので、その部分の最終確認とかは試合前にやりましたね」
――紹介映像を見ていたら、カンナさんの2連敗という最近の戦績を聞いて、SARAMI選手のセコンドの北岡悟選手が「2連敗なのに、よく受けたな」って言っていました(苦笑)。
「言っていましたね。でも、正直、自分も思いましたね。また強い相手だなっていうのは思ったんですけど、だからこそ、乗り越えられると思ったので。やっぱり前回の負け(※2021年9月、大島沙緒里選手に判定負け)が悔しくて。それがなくなることはないですけど、また強い相手に勝てば、自分の自身にもなるし、どこまで自分ができるか試せると思っていたので」
――紹介映像では、SARAMI選手が「(浅倉は)ずっとキラキラしたところにいて、もうそろそろいいんじゃないか」的な発言をしていましたけど、それを聞いてどう思いましたかね?
「うーん…、そう見られるんだなっていう。それは思いましたね。でも…確かに他の人よりはたくさん応援してくれる方もいますし、いい思いもたくさんしていると思うんですけど、シンドい思いって、全員が同じ感覚だと思うんですよね、試合までの期間とか。負けることもあるし」
――私も泥臭い努力や経験もしてきていると。
「そうですね。もしかしたらキラキラして見えるかもしれないけど、ちゃんと段階は、踏んできていると自分は思っているし、そこの不安っていうのはなくて。むしろ、自信を持って。自分も、勝ちも負けも経験しているなっていうのは思っていました」
――試合後のインタビュースペースで、「相手じゃなくて、負けることが怖かった」と話していました。
「そうですね」
――久々に勝つってこんな感じかって思い出しましたか?
「そうですね。勝つことって、こんなに嬉しいんだなって、シンプルな気持ちで、格闘技はこれだなっていうのを実感しました」
[文:Show大谷泰顕]
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