井岡一翔、待望のエストラーダ戦実現ならず 海外メディアでは「同情せざるを得ない」の声も
同メディアは「ミニマム級時代の2011年以降、イオカ(30勝2敗1分、15KO)は2017年を除いて毎年12月31日に戦っている」と日本人王者の足跡を記しながら、「ペレス(20勝3敗、18KO)が母国ベネズエラ国外で戦うのは2度目」など挑戦者のキャリアにも言及。その上で、この対戦については「イオカにとってこの試合が障害になるとは考えにくい」と評している。
加えて、「2021年のジェルウィン・アンカハスとのIBF統一戦は日本のCOVIDによる渡航制限のために実現せず、ジョシュア・フランコとのWBA・WBO統一戦はドローに終わり、再戦のためにWBOのベルトを捨てなければならなかった」と近年の“大晦日決戦”を振り返っており、今年も待望されたビッグマッチ実現とならなかったことで、キャリア後半を迎えている井岡に対し「本当に同情せざるを得ない」とも綴っている。
井岡が会見の席で、エストラーダ戦への想いなども語っていた他、「今年の大晦日も戦いたい気持ちが強かった」とこの試合への闘志を言葉にしていた。一年最後の日で強さをみせつけ、その先の目標へと繋げていけるか。今年こそ王者として圧勝し、勝ち名乗りを受ける姿を期待したい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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