「ボールから入る勇気を持つこと」中日レジェンドが侍戦士の後輩に与えた「金言」とは
3月に開催が迫っているWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。3大会ぶりの優勝を狙う日本代表は先行メンバー12名に加えて、最終候補選手が続々報じられるなど、最強布陣と目される「侍ジャパン」の全容が見えつつある。
その中には昨年ブレイクを果たした若武者の名前も記されている。中日の高橋宏斗は高卒プロ2年目にして19試合に登板し6勝をマーク、最速158キロをマークするなど右の本格化として存在感を発揮、大きな飛躍を遂げた。
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得意のストレートや多彩な変化球で勝利に貢献することに期待が寄せられる20歳の右腕には、球団OBからも、大舞台で投げるためのアドバイスが送られている。
現役時、中日のエースとして活躍し、沢村賞も獲得。大リーグのブレーブスでもプレーした川上憲伸氏が自身のYouTubeチャンネル「川上憲伸カットボールチャンネル」を19日に更新、その中で高橋のWBC出場について言及、自身の経験をもとに国際舞台での心得も語っている。
川上氏は高橋が今回、リリーフとして起用されると予想した上で高橋の特徴に関しては「フォークが鋭く、変化球、ストレートでストライクが取れる」と説明。さらに若さも武器であるとして「回またぎを出来るピッチャーであり、首脳陣もそこに期待しているんじゃないかと思う」とロングリリーフができるタフネスさにも期待を寄せているのではとした。