西武ファンが一部夕刊紙へ怒り 「近藤健介西武入りへ」報道とは何だったのか
「記事が配信された直後、ツイッターを中心にSNSで拡散されると、ファン同士で狂喜乱舞したものです。夕刊紙のスクープは翌朝、朝刊スポーツ紙が『後追い』して確定となるものです。しかし、それが全くない。喜びの分、徐々に不安も増大していって…」(前述の西武ファン)
スポーツ紙のデスクはこう解説します。
「近藤の代理人は、松井稼頭央監督の代理人を務めていたというラインから、このような報道がなされたというのが通説です。でも近藤の『本命』は最初からホークスだったとも言われている。いずれにせよ、スポーツ紙や夕刊紙に『飛ばし』が通用したのは00年代まで。全てがSNS上で可視化され、ファクトチェックが行われる現在は、より慎重な報道が求められると言えるでしょう」
正捕手・森友哉がオリックスにFAで流出してしまった西武。しかし、誰かが抜ければ誰かが育ってきたのが、ライオンズの歴史でもあります。今はただ、その分、若手が成長することを祈るしかありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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