タイガースが前田健太を自由契約とするためのウエーバー措置を発表 浮上する「日本球界復帰の青写真」「古巣以外の移籍先」
となると注目は日本の復帰先となる。まずは古巣の広島の対応に注目が高まりそうだ。
在籍時代は背番号「18」を背負いノーヒットノーランを達成するなどカープのエースとしてチームを支えた。
かつてメジャーに挑戦、日本に復帰した例としては黒田博樹氏の例もある。ヤンキースのエースとして活躍しながら、古巣復帰を決断。同時期に復帰した新井貴浩氏(現監督)とともにチームのリーグ3連覇に大きく貢献したことも知られている。
ただ広島は支配下枠の少なさが気になるところ。現在68人、残る枠は「2」しかなく、シーズンの長い戦いを考えると慎重にならざるをえない側面もある。
また、ほかの注目球団とすれば、昨年リーグ優勝を果たした巨人にもある。
開幕投手の戸郷翔征が不振で一時ファーム落ち。再度昇格してきたものの、安定した先発陣構築が求められている。
チームには「88世代」といわれる同年代の坂本勇人、田中将大が在籍する縁もある。
ほかにも投手難に苦しむといえば、現在、リーグ最下位、防御率も12球団ワーストの3.65(7日現在)と苦しむヤクルトもある。安定した先発陣構築が求められている中、逆襲の一手に乗り出すか。
果たして剛腕が再び日本球界で見られるのか。引き続き、去就が注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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