ツインズ・前田が右肘手術へ 過去にトミー・ジョン手術を経験したダルビッシュ、大谷の見逃せない2つのポイントとは
両者とも成功例と呼んで間違いない。ただし、見逃せない2つのポイントがある。
まず執刀時の年齢。当時ダルビッシュは28歳、大谷は24歳だった。この手術は、メスを入れた時の年齢が若ければ若いほど成功率が高いことで広く知られている。前田は現在33歳。そこが異なる。
もう1点はリハビリ期間の問題。術後、実戦復帰を焦って急がせると、成功率は下がる。また復帰後、数年経てから患部の状態がなじんでパフォーマンスが術前に近づいていく。大谷は手術から2年半後、ダルビッシュは4年を経てパフォーマンスが大きく向上した。前田は2023年は契約最終年で、新たな契約を勝ち取るために結果と内容が求められる厳しいシーズンとなる。
精密検査を重ねた結果、トミー・ジョン手術は必要なく、リハビリ期間が短くて済む別の術式が選ばれる可能性もある。どんな決断が下されるのか。残る野球人生の行方も占う、運命の審判となる。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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