「スクール☆ウォーズ」の知識だけでラグビーを語る職場のおっさんにどう対応すべきか?

タグ: , 2019/10/16

  瞬間最高視聴率は53・7%-。

 日本中がラグビー日本代表の快進撃にわき上がっています。ジョセフ・ジャパンは10月14日、横浜国際競技場で行われた強豪・スコットランド戦に28-21で勝利。1次リーグA組を4連勝で突破し、初めてのベスト8進出を決めました。

 リーチ・マイケル主将を中心に一丸となって難敵に挑んでいく日本代表の姿には、老若男女の誰もが感動せずにはいられません。「ルールはよくわからないけれど、ラグビーってマジ熱い!」や「にわかで申し訳ないけど、ホントにハマっちゃった」との声など、今大会をきっかけにラグビーの魅力に取り憑かれた方々も多いようです。

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ラグビー・松島幸太朗 特集(https://cocokara-next.com/feature_archive/kotaromatsushima-feature/)

必ず出現する「スクール☆ウォーズの知識だけでラグビーを語るおっさん」


 職場での話題ももっぱらラグビー。すると、必ず現れるのは「スクール☆ウォーズの知識だけでラグビーを語るおっさん」です。脳内に麻倉未稀の「ヒーロー」が流れる中、ナレーター・芥川隆行の名調子をなぜか完コピで口ずさんで、会話に入ってきます。

 「この物語は、ある学園の荒廃に闘いを挑んだ熱血教師たちの記録である。高校ラグビー界において全く無名の弱体チームが、荒廃の中から健全な精神を培い、わずか数年で全国優勝を成し遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を、余す所なくドラマ化したものである」

 20代の若手社員にとっては「この人、いったいなんなんだ…」と心配になる事態でしょう。しかし、同情の余地はあります。「スクール☆ウォーズ」の体験は同時代を生きた人々にとって、あまりにも強烈だったからです。

 ドラマ初回の視聴率は6%台ながら、回を追うごとに上昇。最終的には20%を超えただけではなく、繰り返し再放送され、アラフォーやアラフィフにとっては「3年B組金八先生」などとともに、生きる上での教科書となったドラマでもあるのです。





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