日本ハム・清宮 あるぞ3割20発・・・ロマン枠覚醒の「あのポイント」とは 〈がけっぷちの男たち〉

タグ: , , 2021/12/29


 新庄剛志ビッグボスの監督就任で沸き上がる日本ハム。「明らかに目の色が変わった」と評判なのが、来季5年目を迎える清宮幸太郎です。

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 日本ハムの担当記者は言います。

 「今シーズンは初の1軍未出場と期待を裏切る結果に終わり、契約更改交渉では初のダウンでサインをしました。しかし、ビッグボスから減量指令が飛び出すと、即ダイエットを成功。精悍なボディーでやる気を見せています」

 史上最多となる高校通算111発のスラッガーを巡っては、2017年のドラフト会議で1995年のPL学園・福留孝介に並ぶ高校生最多7球団による競合の末、日本ハムが交渉権を獲得。同年のドラフトは「清宮ドラフト」とも呼ばれ、将来の成功を誰もが確信していました。





 ところが、プロ4年目の今季はまさかの1軍未出場。そんな中、ドラフトで清宮を外したヤクルトが外れ1位指名した村上宗隆が若きチームリーダーとして日本一に牽引。セ・リーグのMVPに輝いたのですから、清宮の心中も穏やかではないでしょう。

 早稲田実業時代の清宮を取材していたスポーツ紙のアマチュア担当記者は、来季にかける清宮の思いをこう推察します。

 「高校3年の秋、清宮が早大に進学するのか、プロ志望届を提出するのか、我々の関心はその一点に絞られていました。あのまま早大に進学していれば、東京六大学の個人記録を塗り替え、堂々の即戦力として今秋はドラフトの目玉になっていたでしょう。不甲斐ないここまでの4年間も『大学に行ったもの』と考えればいい。大卒ルーキーが同世代となる来季こそが、清宮の真の正念場です」

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