世界トップ格闘家が語る日本と海外の練習の違い、「近道がトップへの近道」

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 世界史上初の総合格闘技2団体同時王者に輝いた総合格闘家の堀口恭司選手。8月18日には偉業達成後初の日本での凱旋試合として「RIZIN.18」に出場する事が決まっている。

 過去には世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」でも活躍し、約4年ほど前からアメリカ・フロリダに生活とトレーニングの拠点を置く堀口恭司が感じる「日本と海外のトレーニングの違い」について語った。

日本は精神力、アメリカは技術


 簡単に言うと日本は「精神論」。耐えていれば、きつい練習をしていれば強くなるという「精神力」が大事にされています。でも、格闘技やスポーツの場合は、それだけではなくて、やはり技術も必要なんです。

 海外では、コーチが他の選手の試合を観て、「あっ、これ見たことない」、「良い技!」って思ったものがあれば、次の日から練習に取り入れていきます。コーチ一人ひとりが、研究熱心です。そして技術、テクニックの練習量も凄く多い。

 もちろん、試合前は追い込んで、きつい練習もしますが、基本の練習は「技術・技術・技術」という感じですね。

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