世界トップ格闘家が語る日本と海外の練習の違い、「近道がトップへの近道」

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アメリカに来てちょっと強くなった?

 日本にいた時は、寝技が全然できなくて、不安要素でした。

 でもアメリカに来て、「不利なポジションになった時、どう動いたら良い?」とコーチに聞くと、「こういう時はこうしたら良い」と、しっくりくる答えがパッと返ってきたんです。日本だと、技術についてはあやふやな部分が多いですが、アメリカだとしっかりとした技術、こうやれば対処できるっていうのを学べるんです。

 日本で練習していたので精神的に強くなって、アメリカで技術の練習をしたので、ちょっとだけ強くなった(笑)、と思っています。

「練習」に集中できる環境がある

 総合格闘技は、レスリング、柔術、空手、ボクシング、キックボクシングと、練習する種目が多くあります。

 これは僕自身の体験なのですが、日本だと、レスリングは大学、ボクシングはジム、柔術はまた別…と、移動だけで時間がかかってしまって、練習に集中ができないんです。でもアメリカだと、すべての練習が1ヵ所でできるんです。空手はさすがにないですけど…。

 移動などに時間をあまり取られないで、練習に集中できるという環境があること、「近道」がトップに立つためにもっとも重要だと思います。

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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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